2008年 11月 24日
ガンガ・サリ、過酷なチャーター公演(その1) |
某日のヤマサリの定期公演終了後、チョアリ氏が神妙に俺に話しかけてきた。こういう時は大抵良くない知らせであることは経験上よ~く解っている・・・
「今度の土曜日、ガンガ・サリがマヤ・ウブドで演奏することになった」
「土曜日って、グヌン・サリの定期公演日じゃないっすか」
「そうだ。ワシも行くことにした」
「え?じゃ、今週はチョアリさんはグヌン・サリには出ないんですか?」
「ああ。あっちは大丈夫なようにしてある」
「じゃ、俺はグヌン・サリの方に行ってきますから」
「いや。お前もガンガ・サリで演奏するのだ」
「ガンガ・サリにはルバブ弾きが他にいるじゃないですか」
「奴は用事があって来れないんだ。お前が来い!」
「ん~・・・」
「こういうときのためにお前にはガンガ・サリの制服を一着渡してあるだろ?持ってきてないのか?」
「一応、持って来てますが・・・しかしなぁ・・・」
「いいから、来い!」
「は、はい・・・」
と、いうわけで、「ガンガ・サリは発足前から手伝ってたとは言え、演奏活動に関してはオブザーバーでいよう」と考えていたのだが、遂に俺もガンガ・サリにデビューすることになった。
(チョアリ氏にしごかれるガンガ・サリ。この日のメニューはLegong Kuntir)
実は、この一週間前の土曜日(グヌン・サリの定期公演日)もガンガ・サリはマヤ・ウブドのディナーショーに出演していた。そのときはチョアリ氏も俺もグヌン・サリの定期公演に出演していた。にもかかわらず、今回チョアリ氏が直々に出向かなければならない理由とは何なのか?
チョアリ氏に問いただすと・・・
「実はな、二回演奏するんだ」
「同じ内容の公演を二回するんですか?」
「いやいや、一回目は5時にロビーでPuspa Raga(ウェルカム・ダンス)だけだ」
「え?」
「なんでも、特別な客を迎える為のものらしい」
「はぁ・・・」
「二回目は楽器を移動して8時にディナー・ショーだ」
「空いた時間はどうするんですか?」
「アンドンに戻って休憩、夕食だ」
「で、夜、出直す、ってことですか」
「そうだ。色々仕切りをせにゃならんので、ワシも行くことにしたんだ」
「なるほど・・・」
なんだかめんどくさそうだなぁ・・・
長くなりそうなので続く(笑)
「今度の土曜日、ガンガ・サリがマヤ・ウブドで演奏することになった」
「土曜日って、グヌン・サリの定期公演日じゃないっすか」
「そうだ。ワシも行くことにした」
「え?じゃ、今週はチョアリさんはグヌン・サリには出ないんですか?」
「ああ。あっちは大丈夫なようにしてある」
「じゃ、俺はグヌン・サリの方に行ってきますから」
「いや。お前もガンガ・サリで演奏するのだ」
「ガンガ・サリにはルバブ弾きが他にいるじゃないですか」
「奴は用事があって来れないんだ。お前が来い!」
「ん~・・・」
「こういうときのためにお前にはガンガ・サリの制服を一着渡してあるだろ?持ってきてないのか?」
「一応、持って来てますが・・・しかしなぁ・・・」
「いいから、来い!」
「は、はい・・・」
と、いうわけで、「ガンガ・サリは発足前から手伝ってたとは言え、演奏活動に関してはオブザーバーでいよう」と考えていたのだが、遂に俺もガンガ・サリにデビューすることになった。
実は、この一週間前の土曜日(グヌン・サリの定期公演日)もガンガ・サリはマヤ・ウブドのディナーショーに出演していた。そのときはチョアリ氏も俺もグヌン・サリの定期公演に出演していた。にもかかわらず、今回チョアリ氏が直々に出向かなければならない理由とは何なのか?
チョアリ氏に問いただすと・・・
「実はな、二回演奏するんだ」
「同じ内容の公演を二回するんですか?」
「いやいや、一回目は5時にロビーでPuspa Raga(ウェルカム・ダンス)だけだ」
「え?」
「なんでも、特別な客を迎える為のものらしい」
「はぁ・・・」
「二回目は楽器を移動して8時にディナー・ショーだ」
「空いた時間はどうするんですか?」
「アンドンに戻って休憩、夕食だ」
「で、夜、出直す、ってことですか」
「そうだ。色々仕切りをせにゃならんので、ワシも行くことにしたんだ」
「なるほど・・・」
なんだかめんどくさそうだなぁ・・・
長くなりそうなので続く(笑)
by rosinambu
| 2008-11-24 09:43
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