2007年 01月 26日
さよなら、ハチ。 |
明日、8年間慣れ親しんだ街から引っ越す。ハチ(俺が可愛がっているノラ猫)にも会えなくなってしまう。
ハチが生まれたのは確か俺がこの街に引っ越してきて2~3年目だったと思う。駅前のちょっとした空き地に何匹かの野良猫が生息し、ネコネコ禁猟区を形成していた。そのうちの一匹がある日4匹の仔猫を生んだ。その中の一匹がハチである。
(これはハチの兄弟(♀)通称キジコ。木登りが得意で鳴き声が可愛いお茶目な奴だった)
兄弟たちの中にあって、ハチは際立って活動的で、愛嬌もあるが、縄張り意識が強く、よそからやってくる猫には徹底的に辛く当たった。さかりのついた流れ猫、散歩に立ち寄った近所の飼い猫などは言うに及ばず、はては餌を横取りしようと群れてくるカラスまですさまじい勢いで撃退していた。
その一方、他の兄弟たちになついてくる猫たちには最初は距離を置くものの、最終的には受け入れ、よく面倒を見ていた。もらわれていったちび太、ハチが生息するノラ猫スポットに捨てられたミケもそうだった。
(ハチの兄弟、ショートハチと、仲良しのちび太。血縁関係はない)
ところがこの数ヶ月で、ノラ猫スポットから他の猫たちが全て姿を消してしまった。おそらく、多くはもらわれていったのだろう。ミケは病気で他界。チビ太は保護され、ついにハチ一匹だけになってしまったが、ハチはあの空き地を自分の安住の地と決めたようだ。
一匹になってしまってから明らかにハチは性格が変わった。以前は俺の姿を見かけても気が乗らなければ一瞥を食らわせるだけだったし、擦り寄ってくるときも大きく一伸びし、ゆっくりゆっくりと歩み寄ってきていたが、最近はどんな遠くからでも鳴きながら走ってくる。多分、一匹だけになってしまい、寂しいのだろう。
幸いなことにこの街にはノラ猫を可愛がってくれる人たちが多く、食事には事欠いていないようだ。飢えてしまうことはないと思う・・・
残念ながら俺の引越し先はこの街からは遠い。多分、今後この街の近辺に用事が出来ることもないだろう。これでお別れか・・・
寂しいけど、元気でな、ハチ。
ハチが生まれたのは確か俺がこの街に引っ越してきて2~3年目だったと思う。駅前のちょっとした空き地に何匹かの野良猫が生息し、ネコネコ禁猟区を形成していた。そのうちの一匹がある日4匹の仔猫を生んだ。その中の一匹がハチである。
(これはハチの兄弟(♀)通称キジコ。木登りが得意で鳴き声が可愛いお茶目な奴だった)
兄弟たちの中にあって、ハチは際立って活動的で、愛嬌もあるが、縄張り意識が強く、よそからやってくる猫には徹底的に辛く当たった。さかりのついた流れ猫、散歩に立ち寄った近所の飼い猫などは言うに及ばず、はては餌を横取りしようと群れてくるカラスまですさまじい勢いで撃退していた。
その一方、他の兄弟たちになついてくる猫たちには最初は距離を置くものの、最終的には受け入れ、よく面倒を見ていた。もらわれていったちび太、ハチが生息するノラ猫スポットに捨てられたミケもそうだった。
(ハチの兄弟、ショートハチと、仲良しのちび太。血縁関係はない)
ところがこの数ヶ月で、ノラ猫スポットから他の猫たちが全て姿を消してしまった。おそらく、多くはもらわれていったのだろう。ミケは病気で他界。チビ太は保護され、ついにハチ一匹だけになってしまったが、ハチはあの空き地を自分の安住の地と決めたようだ。
一匹になってしまってから明らかにハチは性格が変わった。以前は俺の姿を見かけても気が乗らなければ一瞥を食らわせるだけだったし、擦り寄ってくるときも大きく一伸びし、ゆっくりゆっくりと歩み寄ってきていたが、最近はどんな遠くからでも鳴きながら走ってくる。多分、一匹だけになってしまい、寂しいのだろう。
幸いなことにこの街にはノラ猫を可愛がってくれる人たちが多く、食事には事欠いていないようだ。飢えてしまうことはないと思う・・・
残念ながら俺の引越し先はこの街からは遠い。多分、今後この街の近辺に用事が出来ることもないだろう。これでお別れか・・・
寂しいけど、元気でな、ハチ。
by rosinambu
| 2007-01-26 16:45
| 日常
|
Comments(2)