2009年 02月 09日
トビトカゲ |
バリにはトビトカゲがいる。最も良く見られるのは、胴体部分を横に広げ、体面積を広くし、木の枝などからグライダーのように滑空するタイプである。
「落ちる速度を遅くしているだけではないか?」とも思いがちだが、あにはからんや、滑空熟達者はわずかな風をうまくとらえ、ジャンプ地点より高い位置の枝に到達することもままある。(勿論、地面から助走をつけて離陸することを彼らに望むのは酷というものである)
俺のウブドの定宿にもよく出没する。ベランダでぼーっとしていると目の前のフランジパニの木をちょろちょろしながら、時折立ち止まっては喉にある黄色い突起を突き出して獲物を狙い、枝から枝へと滑空する姿を良く見かける。
で、先日、外出先から帰ってくると、突然目の前に存在感の薄い何かがふわりと着地した。
一瞬、「ん?ヤモリか?」と思ったが、妙に尻尾が細くて長い!すばやく捕獲!
部屋に戻って掌を広げてみると…
やっぱ、トビトカゲだ。それもすんげぇちっちぇえ。腹の両脇にはたるんだ皮膚。なるほど。これを張り出して体面積を広げるわけか。死んだふりして難を逃れようとしているが、だまされないぜ。
少し突いたら、活発に動き始まった。こんなちびの癖にいっちょ前に身体を広げて滑空体制を整えている。隙あらば逃げようって魂胆だな(って、あたりまえか)。
解放すると、しばらく俺の上半身のあちこちをちょろちょろと探索していたが(頼むから襟足から髪の毛の中に分け入ってもがくのはやめて…)、ベランダからフランジパニの枝に飛び移り、姿を消した。
触った感触は思ったよりさらさらした感じ。可愛いか、と訊かれれば…まぁ、可愛いいかな…
(命名:トビオ)
「落ちる速度を遅くしているだけではないか?」とも思いがちだが、あにはからんや、滑空熟達者はわずかな風をうまくとらえ、ジャンプ地点より高い位置の枝に到達することもままある。(勿論、地面から助走をつけて離陸することを彼らに望むのは酷というものである)
俺のウブドの定宿にもよく出没する。ベランダでぼーっとしていると目の前のフランジパニの木をちょろちょろしながら、時折立ち止まっては喉にある黄色い突起を突き出して獲物を狙い、枝から枝へと滑空する姿を良く見かける。
で、先日、外出先から帰ってくると、突然目の前に存在感の薄い何かがふわりと着地した。
一瞬、「ん?ヤモリか?」と思ったが、妙に尻尾が細くて長い!すばやく捕獲!
部屋に戻って掌を広げてみると…
やっぱ、トビトカゲだ。それもすんげぇちっちぇえ。腹の両脇にはたるんだ皮膚。なるほど。これを張り出して体面積を広げるわけか。死んだふりして難を逃れようとしているが、だまされないぜ。
少し突いたら、活発に動き始まった。こんなちびの癖にいっちょ前に身体を広げて滑空体制を整えている。隙あらば逃げようって魂胆だな(って、あたりまえか)。
解放すると、しばらく俺の上半身のあちこちをちょろちょろと探索していたが(頼むから襟足から髪の毛の中に分け入ってもがくのはやめて…)、ベランダからフランジパニの枝に飛び移り、姿を消した。
触った感触は思ったよりさらさらした感じ。可愛いか、と訊かれれば…まぁ、可愛いいかな…
(命名:トビオ)
by rosinambu
| 2009-02-09 12:26
| バリ
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