2008年 12月 04日
トランプ詐欺 |
最近、友人が東南アジアの某国で詐欺被害にあった。恥をさらすようだが、俺自身、初めてバリを訪れた際にトランプ詐欺に引っかかりそうになったことがある。
もう様々なところで語りつくされている感はあるが、忘れる前に実体験を書き留めておこう。
****************************************
クタのビーチをだらだら歩いていると、見るからに人のよさそうな東南アジア人に声を掛けられた。清潔そのものの好青年。彼は片言の日本語と流暢な英語で話しかけてきた。
「コンニチハ」
「ん?ああ。こんにちは」
「日本の方ですね?」
「ああ」
「私はタイから来ました(怪しい)。×××(日系企業)の油田開発の仕事をしているんです」
「ふ~ん」
「実は、婚約者は日本で仕事をしているんです」
「ほ~、そうなんだ」
「私は日本には行ったことなくて、彼女がどんな環境にあるのか心配で・・・日本の話を聴きたいんです。今、時間はありますか?」
「ああ。今は特に予定は無いけど」
「話でもしませんか?」
「まぁ…いいか」
と、いうわけで近所のカフェに入った。
チェックポイント1:一人でビーチをだらだら歩いている奴になんぞたいした予定はないことは詐欺師は知っている。つかみは「日系企業で働いている」、もしくは「近しい者が日本に居る」である。
彼はポケットから写真を出し、指し示した。
「みんなで旅行に行ったときの写真です。ほら、これが彼女です」
「どれ?」
「右から2番目」
「なかなか美人じゃないか」
チェックポイント2:グループ旅行の写真になんで本人が写っていない?普通なら写し手を変わってもらい、本人も入るはずであり、当然、婚約者と一緒の写真があるはずだ。
彼は日本で婚約者がどのような住環境で暮らしているのか、給料は十分か、等々、心配事を次から次へと俺にぶつけてきた(彼女に直接訊けばいい話だと思うが)。ま、袖刷りあうも他生の縁であろう、と、なだめすかしながら聞いてやっていたら、勝手に意気投合されてしまった。
「あなたは本当にいい人だ。家族に紹介したい」
「家族って?」
「いま、親戚が持っている別荘に家族と遊びに来ているんですよ。遊びに来ませんか?」
「あ、いや。今日は街で飲むつもりだから」
「じゃ、明日はどうですか?」
「まぁ、昼間ならいいけど」
「じゃ、明日、同じ時間にここで。いいですね?」
「まぁ、いいか…」
「楽しみだなぁ。タイ料理を用意してまってますよ」
チェックポイント3:一方的に親近感を持たれ、むげに断れない雰囲気を作る。
翌日、二日酔いではっきりしない頭を抱えながら(前日、ビーチ沿いのレゲェ・バーで深夜まで演奏しながら飲んだくれてた)約束の場所に行くと、彼は車を用意し、すでに待っていた。車を運転していたのは姉と名乗る女性。
途中、デンパサールの貴金属店の前で止まり、姉と名乗る女性は途中下車し、買い物をするそぶりを見せる。
「あなたも買った方がいいわよ。バリの金はとっても安いんだから」
「いや、俺は金には興味ないから」
「日本に帰ったら高く売れるわよ」
「いや、やめとく。そんなに現金持ってきていないし」
「カード決済すればいいじゃない」
「とにかく、興味がないんだ」
しつこくすすめられるも、俺の意思が固い事を確認、本人もなぜか買い物を止める。
チェックポイント4:いわゆる「貴金属詐欺」、もしくは「カードのスキミング」もあつかうようだ。または、トランプ詐欺で巻き上げた大金を払う能力があるかどうか、(クレジット・カードを持っているかどうか)を確認しようとしている。
車はデンパサールの似たような外観の住宅が立ち並ぶ一角に入り、何度も右折、左折を繰り返し、ようやく「親戚の別荘」とやらに到着。
チェックポイント5:海から遠く離れた住宅街に別荘?不自然だ。おまけにそこまでに到達する道のりが異常に複雑(同じところを2度通過したような気がする)。被害が発覚したときに現場に自力でいけないようにするための撹乱工作であろう。
食事をご馳走になり(本当にタイ料理だったか?拍子抜けするほど辛くなかったが…)、音楽を聴きながら寛いでいると、さっきまで食卓だったテーブルではトランプをやっていた。
「ねぇ、貴方もやりませんか?」
「何?」
「ブラック・ジャックです」
「ルール、忘れちまったなぁ…」
「簡単ですよ。教えますから。すぐ思い出しますよ(簡単な講習)」
「ああ、これのことか。これなら出来るな」
「そうだ!友達も呼びましょう!」
「なんで?」
「前回、彼に大金をもって行かれているんですよ」
「賭けトランプやってるのか?」
「そうですけど?お金を賭けないと面白く無いじゃないですか」
「俺は友人相手の賭け事はやらねぇ」
「そんな硬い事なしで楽しみましょうよ。一緒に組んでやりかえしてやりましょう!」
「いかさまじゃねぇか。そんなのゲームじゃねぇ」
「いいじゃないですか。儲けた金額は山分けにしましょうよ」
「…あのな、知り合ったばかりの外国人に、いきなりこんな生臭いことさせるのか?お前、昨日とはだいぶ感じが違うぞ?」
「…」
「それにその友達とやらとの方が付き合いが長いんだろ?そもそも、俺は大金を持ってかれたっていう友達には面識も恨みもないんだぜ?」
「…」
チェックポイント6:「グルになって一儲けしよう」はトランプ詐欺の常套手段である。
「そうだ、記念写真でも撮ろうか?」
と、その場に居た全員が一斉に顔を隠す。
「あ、やめてください!今、自分達は宗教的な理由で写真を取られちゃいけない時期なんです(必死の言い訳)」
「ふうん…」
チェックポイント7:詐欺師グループは当然のことながら証拠となる写真を撮影されることを恐れている。
その後、しつこくトランプに誘われるも俺は頑迷に拒否。彼らも諦めたようだ。
「俺はそろそろ帰る」
「え~?もう帰るんですか?」
「ああ、ここから自力では帰れない。俺を迎えに来たところまで送っていってくれ」
「…」
しぶしぶ送らせる帰りの車中、姉と名乗る女性が話しかけてきた。
「そうそう、弟のコレクション、見た?」
「何?」
「この子(弟)は外国のお金のコレクションを額に入れて飾っているのよ」
「ほ~」
「でもね、一万円札がないの」
「は~…(来たな)」
「あなた、一万円札持っていない?」
「一万円札がどのくらいの価値か知っているのか?」
「う…いいえ?」
「日本の最高額紙幣だ。婚約者にでも頼んでみたらどうだ?」
「…」
「そうそう、5円玉はどうだ?真ん中に穴が開いている貨幣は世界でも珍しいらしいぜ」
「…あ、ありがとう…」
チェックポイント8:親戚の別荘に遊びに来たのに額に入れた外貨のコレクションなぞ持ってくるはずが無い。そもそも婚約者は日本で働いているのではないか?
その後も、姉を名乗る女性は帰路途中、再び貴金属店でショッピングするそぶりを見せ、俺にも「とにかく見てみなさい。安いんだから」と勧める。
チェックポイント9:だったら自分で買え!
ようやくピックアップされたカフェの前に到着、「記念に写真を撮らせてくれ。君の事は忘れないよ」といい、快諾を得る。詐欺師とは思えないいい笑顔。
チェックポイント10:奴等は俺が最後まで騙されそうになったことに気がつかなかったと思い込み、安全だと踏んで撮影させたのだろう。「宗教的な理由」はどうなったんだい?
当然、彼らとはそれっきりである。
【注意喚起】
詐欺師は決して悪人顔はしていない。「いい人だ」と思わせるのが詐欺の第一段階なのだ。旅先で見ず知らずの人間に初対面で一方的に好意を持たれたら警戒するに越したことは無い。
もし、似たような状況に遭遇した場合、記念撮影を提案してみることをお勧めする。それを嫌がる人は、少なくとも「人前に顔を出されると困る」ようなやましい所を持っている者である。
また、俺は強固な意志を持って事に臨んだので実被害は(五円玉一枚しか)なかったが、遊び半分でもこういう危ない橋は渡らない方が良い。(って、あたりまえか)。相手は「プロ」なのである。どういう荒業を使ってくるかは我々素人にはわからない。
【後記】後で気が付いたが、もし最初に貴金属店で言われるがままに相当額の買い物をしていたら、食事に薬物を混入され、昏睡状態にして買ったばかりの貴金属を奪われ、どこかに放置されていた可能性もある。また、もし最後に貴金属店で相当の買いものをしたら、強盗にあっていた可能性もある。
もう様々なところで語りつくされている感はあるが、忘れる前に実体験を書き留めておこう。
****************************************
クタのビーチをだらだら歩いていると、見るからに人のよさそうな東南アジア人に声を掛けられた。清潔そのものの好青年。彼は片言の日本語と流暢な英語で話しかけてきた。
「コンニチハ」
「ん?ああ。こんにちは」
「日本の方ですね?」
「ああ」
「私はタイから来ました(怪しい)。×××(日系企業)の油田開発の仕事をしているんです」
「ふ~ん」
「実は、婚約者は日本で仕事をしているんです」
「ほ~、そうなんだ」
「私は日本には行ったことなくて、彼女がどんな環境にあるのか心配で・・・日本の話を聴きたいんです。今、時間はありますか?」
「ああ。今は特に予定は無いけど」
「話でもしませんか?」
「まぁ…いいか」
と、いうわけで近所のカフェに入った。
チェックポイント1:一人でビーチをだらだら歩いている奴になんぞたいした予定はないことは詐欺師は知っている。つかみは「日系企業で働いている」、もしくは「近しい者が日本に居る」である。
彼はポケットから写真を出し、指し示した。
「みんなで旅行に行ったときの写真です。ほら、これが彼女です」
「どれ?」
「右から2番目」
「なかなか美人じゃないか」
チェックポイント2:グループ旅行の写真になんで本人が写っていない?普通なら写し手を変わってもらい、本人も入るはずであり、当然、婚約者と一緒の写真があるはずだ。
彼は日本で婚約者がどのような住環境で暮らしているのか、給料は十分か、等々、心配事を次から次へと俺にぶつけてきた(彼女に直接訊けばいい話だと思うが)。ま、袖刷りあうも他生の縁であろう、と、なだめすかしながら聞いてやっていたら、勝手に意気投合されてしまった。
「あなたは本当にいい人だ。家族に紹介したい」
「家族って?」
「いま、親戚が持っている別荘に家族と遊びに来ているんですよ。遊びに来ませんか?」
「あ、いや。今日は街で飲むつもりだから」
「じゃ、明日はどうですか?」
「まぁ、昼間ならいいけど」
「じゃ、明日、同じ時間にここで。いいですね?」
「まぁ、いいか…」
「楽しみだなぁ。タイ料理を用意してまってますよ」
チェックポイント3:一方的に親近感を持たれ、むげに断れない雰囲気を作る。
翌日、二日酔いではっきりしない頭を抱えながら(前日、ビーチ沿いのレゲェ・バーで深夜まで演奏しながら飲んだくれてた)約束の場所に行くと、彼は車を用意し、すでに待っていた。車を運転していたのは姉と名乗る女性。
途中、デンパサールの貴金属店の前で止まり、姉と名乗る女性は途中下車し、買い物をするそぶりを見せる。
「あなたも買った方がいいわよ。バリの金はとっても安いんだから」
「いや、俺は金には興味ないから」
「日本に帰ったら高く売れるわよ」
「いや、やめとく。そんなに現金持ってきていないし」
「カード決済すればいいじゃない」
「とにかく、興味がないんだ」
しつこくすすめられるも、俺の意思が固い事を確認、本人もなぜか買い物を止める。
チェックポイント4:いわゆる「貴金属詐欺」、もしくは「カードのスキミング」もあつかうようだ。または、トランプ詐欺で巻き上げた大金を払う能力があるかどうか、(クレジット・カードを持っているかどうか)を確認しようとしている。
車はデンパサールの似たような外観の住宅が立ち並ぶ一角に入り、何度も右折、左折を繰り返し、ようやく「親戚の別荘」とやらに到着。
チェックポイント5:海から遠く離れた住宅街に別荘?不自然だ。おまけにそこまでに到達する道のりが異常に複雑(同じところを2度通過したような気がする)。被害が発覚したときに現場に自力でいけないようにするための撹乱工作であろう。
食事をご馳走になり(本当にタイ料理だったか?拍子抜けするほど辛くなかったが…)、音楽を聴きながら寛いでいると、さっきまで食卓だったテーブルではトランプをやっていた。
「ねぇ、貴方もやりませんか?」
「何?」
「ブラック・ジャックです」
「ルール、忘れちまったなぁ…」
「簡単ですよ。教えますから。すぐ思い出しますよ(簡単な講習)」
「ああ、これのことか。これなら出来るな」
「そうだ!友達も呼びましょう!」
「なんで?」
「前回、彼に大金をもって行かれているんですよ」
「賭けトランプやってるのか?」
「そうですけど?お金を賭けないと面白く無いじゃないですか」
「俺は友人相手の賭け事はやらねぇ」
「そんな硬い事なしで楽しみましょうよ。一緒に組んでやりかえしてやりましょう!」
「いかさまじゃねぇか。そんなのゲームじゃねぇ」
「いいじゃないですか。儲けた金額は山分けにしましょうよ」
「…あのな、知り合ったばかりの外国人に、いきなりこんな生臭いことさせるのか?お前、昨日とはだいぶ感じが違うぞ?」
「…」
「それにその友達とやらとの方が付き合いが長いんだろ?そもそも、俺は大金を持ってかれたっていう友達には面識も恨みもないんだぜ?」
「…」
チェックポイント6:「グルになって一儲けしよう」はトランプ詐欺の常套手段である。
「そうだ、記念写真でも撮ろうか?」
と、その場に居た全員が一斉に顔を隠す。
「あ、やめてください!今、自分達は宗教的な理由で写真を取られちゃいけない時期なんです(必死の言い訳)」
「ふうん…」
チェックポイント7:詐欺師グループは当然のことながら証拠となる写真を撮影されることを恐れている。
その後、しつこくトランプに誘われるも俺は頑迷に拒否。彼らも諦めたようだ。
「俺はそろそろ帰る」
「え~?もう帰るんですか?」
「ああ、ここから自力では帰れない。俺を迎えに来たところまで送っていってくれ」
「…」
しぶしぶ送らせる帰りの車中、姉と名乗る女性が話しかけてきた。
「そうそう、弟のコレクション、見た?」
「何?」
「この子(弟)は外国のお金のコレクションを額に入れて飾っているのよ」
「ほ~」
「でもね、一万円札がないの」
「は~…(来たな)」
「あなた、一万円札持っていない?」
「一万円札がどのくらいの価値か知っているのか?」
「う…いいえ?」
「日本の最高額紙幣だ。婚約者にでも頼んでみたらどうだ?」
「…」
「そうそう、5円玉はどうだ?真ん中に穴が開いている貨幣は世界でも珍しいらしいぜ」
「…あ、ありがとう…」
チェックポイント8:親戚の別荘に遊びに来たのに額に入れた外貨のコレクションなぞ持ってくるはずが無い。そもそも婚約者は日本で働いているのではないか?
その後も、姉を名乗る女性は帰路途中、再び貴金属店でショッピングするそぶりを見せ、俺にも「とにかく見てみなさい。安いんだから」と勧める。
チェックポイント9:だったら自分で買え!
ようやくピックアップされたカフェの前に到着、「記念に写真を撮らせてくれ。君の事は忘れないよ」といい、快諾を得る。詐欺師とは思えないいい笑顔。
チェックポイント10:奴等は俺が最後まで騙されそうになったことに気がつかなかったと思い込み、安全だと踏んで撮影させたのだろう。「宗教的な理由」はどうなったんだい?
当然、彼らとはそれっきりである。
【注意喚起】
詐欺師は決して悪人顔はしていない。「いい人だ」と思わせるのが詐欺の第一段階なのだ。旅先で見ず知らずの人間に初対面で一方的に好意を持たれたら警戒するに越したことは無い。
もし、似たような状況に遭遇した場合、記念撮影を提案してみることをお勧めする。それを嫌がる人は、少なくとも「人前に顔を出されると困る」ようなやましい所を持っている者である。
また、俺は強固な意志を持って事に臨んだので実被害は(五円玉一枚しか)なかったが、遊び半分でもこういう危ない橋は渡らない方が良い。(って、あたりまえか)。相手は「プロ」なのである。どういう荒業を使ってくるかは我々素人にはわからない。
【後記】後で気が付いたが、もし最初に貴金属店で言われるがままに相当額の買い物をしていたら、食事に薬物を混入され、昏睡状態にして買ったばかりの貴金属を奪われ、どこかに放置されていた可能性もある。また、もし最後に貴金属店で相当の買いものをしたら、強盗にあっていた可能性もある。
by rosinambu
| 2008-12-04 07:34
| バリ
|
Comments(4)
Commented
by
NIKUJAGUAR
at 2008-12-04 19:37
x
凄い武勇伝ですね。私はどうもこういう立ち回りは苦手ですので、もしヘンな輩が
近づいてきてももっぱら知らんぷりをするのが限界ですね。ついて行ったらだまされて
しまう気がします。
そういえば私も以前、常宿の従業員が「実家がローカル向けのスパやってるんで
安くするから来てよ」と言われて行ってみたら、普段めったにやってこない外人客に
目をギラギラ輝かせたオカンに思いっきりふっかけられたり、有名寺院の入り口で
どこからともなく親切そうなガイドが現れて、境内をいろいろ案内した挙げ句に法外な
ガイド料を請求されたり。。。ということが何度かありました。
そういうのはボラれてもせいぜい10万~20万ルピアなんですが、なんだかとても
厭な気分になりますね。トランプ詐欺だっていつナイフ出されるかわかりませんから、
あくまでこのときは運が良かったということなんでしょうね。読者の皆さんが「バリには
こういうワナもあるんだ」ということを踏まえた上で旅行を楽しまれるよう願っております。
近づいてきてももっぱら知らんぷりをするのが限界ですね。ついて行ったらだまされて
しまう気がします。
そういえば私も以前、常宿の従業員が「実家がローカル向けのスパやってるんで
安くするから来てよ」と言われて行ってみたら、普段めったにやってこない外人客に
目をギラギラ輝かせたオカンに思いっきりふっかけられたり、有名寺院の入り口で
どこからともなく親切そうなガイドが現れて、境内をいろいろ案内した挙げ句に法外な
ガイド料を請求されたり。。。ということが何度かありました。
そういうのはボラれてもせいぜい10万~20万ルピアなんですが、なんだかとても
厭な気分になりますね。トランプ詐欺だっていつナイフ出されるかわかりませんから、
あくまでこのときは運が良かったということなんでしょうね。読者の皆さんが「バリには
こういうワナもあるんだ」ということを踏まえた上で旅行を楽しまれるよう願っております。
0
Commented
by
rosinambu at 2008-12-04 20:21
NIKUJAGUARさん、こんにちは。
そう、NIKUJAGUARさんの仰るとおり、バリにはこの様な罠がいたるところに張り巡らされています。
よく、「海外旅行の危機管理は個人責任で」などと言われますが、プロ集団にはその論理は通用しないですね。旅先では気が大きくなってしまい、普段なら「おかしいのでは?」と気が付く状況に陥っても解らないことがあります。また、完璧にコミュニケーションが出来ない場合、「これも文化の違いか?」と、湧き上がった疑念も好意的に勘違いしてしまいがちです。
私はちょっとした好奇心もあり、無茶なことをしましたが、絶対に私のような真似はして欲しくないですね。最近は詐欺グループも短絡的に凶暴化する、という情報もありますから。
そう、NIKUJAGUARさんの仰るとおり、バリにはこの様な罠がいたるところに張り巡らされています。
よく、「海外旅行の危機管理は個人責任で」などと言われますが、プロ集団にはその論理は通用しないですね。旅先では気が大きくなってしまい、普段なら「おかしいのでは?」と気が付く状況に陥っても解らないことがあります。また、完璧にコミュニケーションが出来ない場合、「これも文化の違いか?」と、湧き上がった疑念も好意的に勘違いしてしまいがちです。
私はちょっとした好奇心もあり、無茶なことをしましたが、絶対に私のような真似はして欲しくないですね。最近は詐欺グループも短絡的に凶暴化する、という情報もありますから。
Commented
by
みかわや
at 2008-12-06 12:20
x
十年位昔にバリにいく途中でクアラルンプールに立ち寄ったのですが、雨宿りをしていると「妹が日本で働いているだが、ちょっと話をしたい」という人が二人続けて声をかけてきました。ガイドブックでこういうことがあると聞いていたのであっさりとお断りをしましたが、ついていくのは危険ですよね。
クタでお茶を飲んでいたらお金持ちそうな女性の方が「明日は私の誕生日パーティなんだけど、こない?」と誘われたのですが好みのタイプでなかったので丁重にお断りしたこともありました(苦笑)
クタでお茶を飲んでいたらお金持ちそうな女性の方が「明日は私の誕生日パーティなんだけど、こない?」と誘われたのですが好みのタイプでなかったので丁重にお断りしたこともありました(苦笑)
Commented
by
rosinambu at 2008-12-06 16:25